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カウチの座り心地と素材の違い

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カウチの座り心地と素材の違い

カウチの座り心地を語るとき、思い浮かぶのは、アメリカで命名された、カウチポテト族と呼ばれる人々の存在です。その状況は、主にテレビを見て、長時間をソファー(カウチ)に寝そべった状態で、体を動かす事、少なく、過ごす人の総称として、「ソファーの上に転がっているジャガイモ」に例えたアメリカの俗語です。
このように紹介すると、カウチのイメージが損なわれそうですが、一般的な日本人の感覚としては、室内でも土足で過ごすアメリカの生活は、イスやソファーに腰掛ける生活をイメージする人が多いように思うのです。
反面、日本人は、玄関で靴を脱ぎ、下駄箱に収納し、裸足を原則とする生活であり、和室に「こたつ」等が設えてあれば、即刻、こたつにもぐり、テレビに夢中になる生活、とのイメージが強いと認識しております。
つまり、日本とアメリカの生活スタイルは異なり、ソファーで寝そべるアメリカ人を想像することは、非常に困難であるように思えていたのですが、カウチポテト族を見ると、日本人も、アメリカ人もそんなに変わらない部分もあるのだ、と、微笑ましくも思えるのです。
そのような背景にあって、日本の生活にも、洋風化の波が押し寄せ、居間にイスやソファーを設え、テレビを見る家庭も増える傾向となりつつありますが、その環境にあっても、座る生活に馴れないので、イスに寝そべる不自然な姿勢となる事も見受けられるのです。また、ソファーがあれば、ソファーに寝そべり長時間過ごす事も珍しく無い、状況にあると認識しております。
このような状況が展開されている現状にあって、カウチの座り心地と素材の違いを考えると、どうやら、座り心地には二種類が存在し、一つは、座る。一つは、寝そべる。と理解できそうにも思えるのです。
そのように考えると、四季折々の気候変化がある、日本の場合には、寝そべる事を主目的とする場合には、肌に優しい革系の素材が適しており、座る事を主目的とするイスの場合には、布系の素材が適しているようにも思うのです。
何れにせよ、日本は和室を中心とする和の文化により形成されており、限られた庶民がイスの生活を体感したのは、明治期以降であるとの認識です。そのような環境にあって、イスの生活が一般家庭に浸透したのは高度経済成長期を体験する頃であり、その期間は概ね半世紀程度なのです。
よって、日本人の為のイスの使用法は、未だ未熟とも受け止められる傾向にありますが、今後においては、日本人の理想とする、イスやソファーの開発が成され、現在生活に潤いを与える為の定着でありたいと願うのです。

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